1965号 廃刀令豊島2nd&3rd

本日は『令和5年の廃刀令』豊島会場の2日目にして千秋楽。都内3ヶ所で行われた令和5年の廃刀令のラストでした。ゴールデンウィークの中のド平日にマチソワ2ステというスケジュールにも関わらず多くのお客さんにご来場いただいて、ありがとうございました。昼・夜ともに賛成多数となり、豊島会場では賛成にしかならなかった、と…残念。全11ステージで見ても結果、賛成7・反対4で賛成に片寄った形になりましたね~。仕方なし。ということで3月の杉並から足掛け3ヶ月、長かった公演が終了しました。コンセプト的にも今後またいろんな所でやっていきたい演目ではありますが、ひとまず一区切り。

ということで、個人的な感想をちょこっと。宮入、言ってることめちゃくちゃじゃね?これね、僕が演じた隅谷さんは宮入の最後の暴走を受け入れて大人な対応をしてるんだけど、「僕」は受け入れられんのよ。だってさ、被害者のこと考えてないって言うけど、隅谷さんは最初に事件を防ぐために教師全員が刀を持つべきだって対策案を出してるんですよ。「刀が人を殺すんじゃない、人が人を殺すんだ」という話もしてるしね。宮入が八鍬に対して「子供が殺されてるんですよ、あなた方が作った刀で」って言ってるけど、あなたが進めようとしてる廃刀令で刀業界の八鍬さんは失業の危機になるんですよ。「当事者を前によくそんなことが言えますね」って、あんただよそれはって話なのよ。僕から見た宮入は他の人の話を聞かず客観性に欠いた悲劇のヒロインぶったヒステリックなオバサンなわけです。そこの憤りを抑えて隅谷さんでいることは結構大変でしたね…。自分が観客として見ていたら、宮入のあの行動でむしろ反対に傾いちゃうんだよなぁ…。なんでそうならんかったんだろ?ええ、個人の感想です。みなさんはあれをどう捉えたんだろなぁ

ま、そんなわけで改めまして『令和5年の廃刀令』、ありがとうございました~

Share on FacebookTweet about this on Twitter