673号 果報ナイゲン

本日はバイトお休み日。起きてメシ食って昼に出かける。王子小劇場にて果報プロデュース『ナイゲン』観劇。アガリスクの代表作にして各所で様々な団体や学生演劇で上演していただいてる作品を、キャラメルボックスの若手女優さんが立ち上げたプロデュース公演でやっていただくということでね。トミサカさんが演出をしているのである意味本家の血統。まぁ自分でも何十ステージもやってるし、各所でやってるのも何度も見てるので内容的は知り尽くしとるわけですが、だからこそキャストの印象を見てしまいますね。今回のキャスト陣はよかったなぁ。地力の高い方々という感じ。正直僕が見た回はこの座組のベストではなかったと思う。土昼・DVD収録回・累積の疲れ等々、乱れがちな条件が揃ってたからか細かいカミやテンポのズレはあった。海の~Iは~おばか屋敷ら声量面子の喉もちょっと心配だったし。それでも大きく落とすことはなく取るべきトコはきっちり取ってた。クライマックスの勢いや一体感は最高級だった。レベルの高い『ナイゲン』だったかと。細かいミス以外で感じたこととしては、キャストの地力が高い分、遊びが少なめというか丁寧過ぎるとこがあるかな?と。よくも悪くも「演劇」で、観客が「会議の出席者」になりきれなかった気はする。客層もあるのかもしんないけど。個人的に強く印象に残ったのは監査と花鳥風月かな?監査はいままで見た中でも一番職務に徹する堅物感があり、さらにそのキャラを崩すことなく突っ込みパートを乗りこなしてた。これはスゴいスキルだな、と。花鳥風月はまぁ自分がやっていたのもあって役としての思い入れが強いわけですが、今回の花鳥風月はホントによかった。クライマックス展開を見守るあの表情はたまらん。そーなるよね~。ちょっと退いた立場で皆を見守る花鳥風月をさらに達観したとこから見守ってる自分に酔った。なんならちょっと泣けた。うん、見に行けてよかった。

観劇後、稽古。今日はAチームで昨日と同じ中盤を。なので最初は出番なく、稽古後半で息苦しいシーンでしたね。暑いわぁ…。シングルキャスト陣は安定し始めてるし、ダブルキャストの子供たちもそれぞれの味が出てていいなぁ、と。稽古は順調に進んでますね。いいペースだと思う。しかし、あと2週間ちょいしかないと思うと焦る。セリフ入れにゃ~。

で、帰宅して風呂入って。明日はバイト8時入り。早く寝よ

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